高田静「切符をつかむ」保岡龍斗「立てないくらい全力で」3人制バスケ、五輪懸けたラストチャンスに挑む
3人制バスケットボールの男女日本代表が11日、パリ五輪世界最終予選(16~19日、ハンガリー)に向けて出発前の羽田空港 で取材に応じた。 5月3~5日に宇都宮で開催された五輪予選では、男女ともに切符を獲得出来ず。次がラストチャンスで、最終予選では16チーム中、3チームが五輪の出場権を得る。 女子の高田静(ENEOS)は「準備はしてきたので、パリへの切符をつかんでいきたい。残されたチャンスはハンガリーの試合だけ。気持ちの部分は準備できている」と意気込んだ。 女子日本代表は、一対一が武器で打開力のある江村優有(早大)が、宇都宮の大会で左膝を負傷し離脱。その江村からは「切符をつかんできてね。思いっきり日本のバスケットを見せつけてください」と激励のメッセージを受け取ったという。高田は「彼女の分まで頑張りたい」と力を込めた。 また男子は21年東京五輪代表の保岡龍斗(秋田)が取材に応じ、「本当に最後なので楽しむのが一番なのかなと思う。一戦一戦、立てないくらい全力でやって3位までに入って切符を取ることが目標。そこだけにフォーカスしていきたい」と語った。
報知新聞社