日本原作漫画、韓国では修正して提供…「女性キャラクターの身体的特徴を強調、いかがなものか」
【09月27日 KOREA WAVE】韓国ネット大手ネイバーのスマートフォン向け縦読み漫画「ウェブトゥーン」で連載中の日本原作ウェブトゥーン「めっちゃ召喚された件」で、韓国版と日本版で女性キャラクターの描写が異なることが話題になっている。日本版では女性キャラクターの身体的特徴が強調されている一方、韓国版ではこれが抑えられている。これは韓国の厳しい規制に対応するために、日本側が自主的に修正して韓国に提供した結果だという。 IT業界の情報によると、このウェブトゥーンは日本の「LINEマンガ」で連載されており、韓国では9月18日から公開されている。最近、オンラインコミュニティで日本版と韓国版の絵を比較し、韓国での「検閲」が指摘されているが、この修正は韓国側からの要求ではなく、日本の供給会社が自主的に規制したものだとされる。 韓国では、以前から女性キャラクターの特定の身体部位を強調する描写が問題視されており、今回もそれに配慮した形である。過去にも、ネイバーウェブトゥーンの作品「チェンジ」で未成年キャラクターが過度に性的に描かれたとして批判が起こり、絵が修正される事態が発生した。 一部では、ウェブトゥーンにおける暴力、嫌悪表現、扇情性に対する韓国政府の監視強化を求める声もある。一方で、業界には、過度な規制が発展を妨げる可能性があるとの懸念もある。 韓国では、ウェブトゥーンの内容に対する審査機関はなく、基本的に自律規制だ。日本でも同様の自律規制が適用されている。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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