【広島】4番・小園海斗が止まらない!チームの4勝連続で勝利打点 得点圏はリーグトップの4割超え「不思議な感じ」
◆JERAセ・リーグ ヤクルト1―2広島(14日・松山) 4番・小園がまたまた走者をかえした。4回1死三塁で左前に落ちる先制三塁打。6回無死一、三塁で右前に適時打。チーム全2得点をたたき出した。7~10日の3試合連続決勝打から1敗を挟み、チームの4勝連続で勝利打点をマークした。 「4番に入ってから、チャンスで打てているので、不思議な感じです。(4番の)重圧はあるけど、とらわれずにやろうと思っているので、割り切れているのかな」。プロ初4番に座った7日から、走者が得点圏にいる場面で6打席連続打点(4適時打、1犠飛、1押し出し四球)。リーグトップの得点圏打率は4割8分3厘となった。 松山は自主トレの地。今年は体調不良で欠席したが、宝塚リトルの先輩のヤクルト・山田に弟子入りし、成長を遂げてきた場所だ。「いつも練習させてもらっている球場の人に会えたし、いい姿を見せられて良かった」。神がかる4番の活躍で、広島は今季最高の貯金1とした。(井之川 昇平)
報知新聞社