新型コロナ対策で意見交換 IOCと組織委が会見(全文)無観客試合は考えていない
国際オリンピック委員会(IOC)調整委員会と東京五輪・パラリンピック大会組織委員会は14日午後、合同記者会見を行った。 【動画】新型コロナの影響は? 東京五輪の準備状況でIOCと組織委が会見 ※書き起こしは、日本語のやり取りのみ対応しております。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「新型コロナの影響は? 東京五輪の準備状況でIOCと組織委が会見(2020年2月14日)」に対応しております。 ◇ ◇
バッハ会長が広島訪問を予定
森:コーツ委員長、ありがとうございました。そしてお話のとおり、2日間、大変熱心な会議が進められました。今回も有意義な会議ができましたということを、まずご報告ができると思います。先ほどコーツさんからも、バッハ会長の広島訪問についてご発言がありましたが、5月19日、20日に開催されるExecutive Project Reviewに合わせまして、バッハ会長が来日されるということでありまして、ちょうどこの時期に、トーチが広島を訪問するというふうに、ちょうどそれがうまく重なりましたので、その聖火リレーセレブレーションに出席いただけるのではないかということで日程調整をさせていただきたいと思っております。 おみえになれば、併せて平和記念公園での献花、あるいは平和記念資料館の訪問もされたいとのこと。広島市長をはじめ、【事務 00:12:45】の方々にも大変歓迎をしていただいております。組織委員会といたしましてもIOC会長の広島訪問をしっかりサポートしたいと思います。 さて、次に半年後に迫ってきました大会準備は総じて順調であります。IOCからも引き続き高い評価をいただいております。MOCの準備状況についても、体制を大会モードに少しずつ変化させています。テストイベントも残り19競技を残すのみとなっておりまして、運営の最終確認の場としていきたいと考えております。 次に暑さ対策でありますが、これまでもさまざまな対策を講じてきましたが、懸案でありました総合馬術クロスカントリーの開始時間の決定ができました。これまでは8時半ということでありましたが、7時45分に繰り上げるということで合意しました。また昨年夏のテストイベント時に、お台場海浜公園内の水温がIF基準の上限に近いということでありまして懸念が示されていた件につきまして、今回のプロジェクトレビューでは、水流発生装置の導入を検討しているということをIOCに報告いたしました。水流発生装置での攪拌により、水温を一定程度下げる効果があると考えており、IOCからも評価を得ております。今後も開催都市の東京ともしっかり連携し、お台場における水温、水質対策を精密化していきたいと考えております。