【タイ】タイホンダ、エキスポで新型モデルを発表
ホンダの二輪生産・販売子会社タイ・ホンダは、11月29日に開幕した自動車展示・販売会「第41回タイ国際モーターエキスポ2024」に出展した。前日のプレスデーには5つの新型モデルを発表した。 スポーツ大型バイクでは、新型「CBR600RR」を発表した。クラッチ操作不要でギアチェンジできるクイックシフターを搭載し、価格は54万9,000バーツ(約241万円)。アドベンチャーバイクの「CRF300」シリーズからは、「CRF300L」と「CRF300ラリー」を発表した。価格はそれぞれ15万5,900バーツ、17万9,900バーツ。 「カブハウス・バイ・ホンダ」からは、中国系フィギュア・玩具大手のポップマートタイランドのキャラクター、「KUBO」とのコラボレーションモデルとなる「DAX KUBO」を300台限定で発売した。価格は11万9,000バーツ。 タイ・ホンダの田中俊明ディレクターはNNAに対し、今年の二輪市場について、「依然として厳しい状況だが、下半期(24年10月~25年3月)は上半期に比べて、前年同期比の落ち込みが少なくなる見通し」と話した。通年では、タイ市場全体の販売台数は前年比8~10%減とみられるが、タイ・ホンダでは新モデルの販売が好調で、同5%減にとどまるとみている。