スマートバンドもワイヤレスイヤホンも“コスパ良すぎ” Xiaomiの新しいウェアラブルアイテムが大集合
Xiaomi(シャオミ)といえばスマートフォンというイメージが強いかもしれないが、もはやその認識は古いのかもしれない。近年はスマートバンドやワイヤレスイヤホンといったウェアラブル市場においても、Xiaomi製品の存在感は強い。 【画像】コスパ抜群のXiaomiのスマートバンドやワイヤレスイヤホン 2024年8月に行われた発表会にて、Xiaomiは新たなウェアラブル製品を展示していた。すでに発売されているものも多いが、それぞれ紹介していこう。なお、紹介する商品はいずれもすでに発売している。 ■デザインもコスパも満たすスマートバンド 『Xiaomi Smart Band 9』。Xiaomiのスマートバンドはコスパの良さが魅力だったが、年々アップデートを重ねるに連れデザインや性能の面でも充実してきた。驚くほど軽量なのに、最大21日間のバッテリーや屋外でも見やすい1,200ニトの明るいディスプレイなど、使いやすさも申し分ない。前モデルから比較してわずかにコンパクト化しているのも嬉しい。付け替え可能なバンドも充実している。スマートバンドというと活動的なイメージがあるが、バンドを付け替えることで印象をガラっと変えることができるだろう。 ネックレスにできるものや、スニーカーに装着しジョギングのお供として使えるアタッチメントも用意されている。なかにはチェーン型のバンドも。パッと見ではスマートバンドには見えないだろう。『Xiaomi Smart Band 9』の市場想定価格は5,480円。本体がこれだけ安いなら付け替えのバンドを楽しめる余裕も生まれてくるだろう。初めてスマートバンドやスマートウォッチに触れる人のデビューガジェットとしても申し分のない性能だ。 ■ワイヤレスイヤホンはトレンドのながら聞きをカバー ワイヤレスイヤホンは新しく4種類のモデルがデビュー。『Xiaomi OpenWear Stereo』は近年トレンドのながら聞き(オープンエアー型)ができるモデルで、デザインも上品で美しい。市場想定価格は14,980円。オープンエアー型のイヤホンは、耳をふさがないのが特徴。フックを耳にかけてイヤホンを固定し、耳穴近くのスピーカーから音を出すという仕組みだ。外の音が聞こえるため、例えばジョギング中でも車の接近に気がついたり、リモートワーク中なら家族の会話に気づけたりなどのメリットがある。 実際に装着するとこのような見た目となる。一般的なイヤホンと違い耳穴を圧迫しないため、長時間着けていても疲れにくい。一方で音楽への没入感はどうしても控えめになるが、本モデルは音量も音質も良好だった。『Redmi Buds 6 Play』は市場想定価格1,380円という安さでありながら、10mmのダイナミックドライバーによるパワフルなサウンドが特徴。バッテリーは充電ケース込みで最大36時間。コロンと小さなサイズ感で、重量はわずか3.6g。装着感も軽いため、手軽に音楽を聞きたい人にオススメだ。 さらに機能性を求める人には、『Redmi Buds 6 Lite』がオススメ。市場想定価格2,480円と手頃な価格でありながら、最大40dBのアクティブノイズキャンセリングを搭載している。『Air Pods』のような軸のあるデザインを採用。バッテリーは最大38時間で、10分で2時間の音楽再生が可能な急速充電に対応している。 最後に紹介するのは『Redmi Buds 6 Active』。上記で紹介してきたRedmi Budsファミリーのなかではもっとも大口径な14.2mmのダイナミックドライバーを採用している。市場想定価格は1,980円。イヤホン先端にイヤーピースがないインイヤー型で、イヤホンの閉塞感が苦手な人でも装着しやすい。透明のケースも可愛らしく、モノとしての満足感も刺激してくれる一台だ。 ■「ウェアラブルって何?」の第一歩としてのXiaomi スマートバンドもワイヤレスイヤホンも、とにかくコスパが飛び抜けているのがXiaomi製品の特徴。ここまで安いと「本当に大丈夫なの?」と不安になる気持ちすらあるが、多くのレビューや過去モデルが品質の高さを物語っている。実際に筆者も『Xiaomi Smart Band 8』を使っていたことはあるが、トラッキングの精度や使用感も良好だった。スマートバンドは健康管理にも繋がるため、親へのプレゼントとして選ばれることも多い。 このコスパをきっかけにXiaomi製品に触れるも良しだし、あるいはウェアラブルとはどんな使い心地なのかを確かめる、デビューガジェットとして選んでも良しだ。身の回りのウェアラブルをXiaomiアイテムで統一してみるのも良いかも。 (文・写真=ヤマダユウス型)
ヤマダユウス型