（写真：群馬テレビ）

子どもたちに地域の伝統を学んでもらおうと、天狗で知られる群馬県沼田市の迦葉山の近くにある小学校で子どもたちが天狗面づくりに挑戦しました。 迦葉山の麓にある沼田市立池田小学校で行われたこの授業。池田小では子どもたちにふるさとへの愛着や誇りを持ってもらおうと、今年度から迦葉山学習を取り入れています。 児童たちはこれまで２回の授業で迦葉山の歴史などを学んできましたが、２２日は天狗面の製作に取り組みました。 地元で工芸店を営む生方英治さんと千恵子さん夫妻が講師として招かれ、まず天狗面づくりの手本を見せました。 用意された赤いお面に目を入れたり、眉や髭を書き込む作業に取り組み、１時間以上かけて完成させました。 仕上げた天狗面は迦葉山弥勒寺で祈祷を受けたあと、子どもたちの手に渡るということです。