目指せ日本一! 横浜のそごうと高島屋、DeNAベイスターズの応援セール始まる
プロ野球横浜DeNAベイスターズの7年ぶりの日本シリーズ進出決定から一夜明けた22日、横浜市の百貨店では名前を切り替えて応援セールを開始した。売り場は「お買い得品」を求める買い物客でにぎわい、日本一への期待が高まっている。 【写真を見る】客が殺到する応援セールの売り場=横浜高島屋 そごう横浜店(横浜市西区)は、クライマックスシリーズ(CS)から続けていたセールを「めざせ日本一」と替えて継続。特設売り場の従業員は特製の法被やサンバイザーなどを着用し、マイクパフォーマンスで客を出迎える。全館でも1時間ごとに、ベイスターズの球団歌「熱き星たちよ」を流して、盛り上げる。 食品や紳士、婦人用売り場などでセールを実施している。完売し、新たに補充した商品も。食品では前日よりも客が増えているといい、セールによる売り上げ増を期待する。店頭で商品を眺めていた60代自営業の女性は、「地元のチームなので、勝って盛り上げてほしい」と話していた。 横浜高島屋(同)でも、日本シリーズ向けに冠を変えてセール期間を延長。婦人服や生活用品など約90ブランドを展開し、最大半額の商品も用意している。CS中に完売した商品を補充したり、子ども用品などの一部商品を追加したりし、ラインアップを充実させている。 また、ここ数日は気温が下がっていることもあり、帽子やストールなどが好調という。担当者は「セールで地域を盛り上げ、お客さまの応援の気持ちを高めたい」と選手たちの活躍に期待し、日本一になった際には新しいセールを検討しているという。
神奈川新聞社