ホンダが“黒仕様”新「シビック タイプR」世界初公開! 究極の「走る喜び」追究した「レーシング ブラックパッケージ」オートサロン2025に登場
新たな「“黒仕様”のシビックタイプR」世界初公開
2025年1月10日、ホンダは幕張メッセ(千葉県千葉市)で開催中の「東京オートサロン2025」にて、スポーツカー「シビックタイプR レーシング ブラックパッケージ」の詳細を発表し、実車を初公開しました。 【画像】超カッコいい!? これがホンダの新たな「シビックタイプR」です
ホンダ「シビック」は初代モデルが1972年にデビュー。伝統のハッチバックだけでなく、セダンやクーペなど派生車も存在する人気モデルです。現行型は2021年9月登場の11代目です。 シビックには6代目から、エンジンや足回りを強化したスポーツカーモデル「タイプR」が設定されています。スポーツモデルの本質的価値である「速さ」と、感性に響く「ドライビングプレジャー」を両立する究極のピュアスポーツ性能が追求されています。 シビックタイプRの現行モデル(FL5型)は2022年に登場。「K20C」型2リッター直列4気筒VTECターボエンジンは先代モデルよりパワーアップして、最大出力・330馬力、最大トルク・420Nmを発揮します。ギアボックスは6速MTです。 さて、今回の東京オートサロン2025で発表されたのは、そんなシビックタイプRに新設定となる「インテリアパッケージ」です。 最大の特徴は、内装全体をブラックで統一したことです。それだけでなく、ダッシュボードにはブラックの上質な「スエード表皮」を採用。さらにブラックでコーディネートしたインテリアパーツを多く配置しています。デザイン性だけでなく、光の反射ノイズを徹底的に抑制し、「ドライバーがより運転に集中できるようなドライビング」環境をもたらすという実用的な狙いがあります。 具体的なインテリアパッケージは、「ウルトラスエード」の ダッシュボードとフロントドアライニング。シートは「ラックススエード」のブラックを採用した「Honda TYPE Rシート」(フロント)となっています。 アクセントとして、エアコンアウトレットにブラックのピンストライプ加飾、フロントパワーウインドウスイッチパネルにシルバーのピンストライプ加飾、エアコンコントロールダイヤルにブラックのローレット加飾があります。 さらにエアコンアウトレットノブもブラックに仕上げられ、専用色のステッチがシート・ステアリング・シフトブーツ・センターコンソールボックス・ドアアームレストの各所にしつらえてあります。 アクセサリーではワイヤレス充電器と自動防眩ルームミラーを設置。 ボディカラーは「チャンピオンシップホワイト」「ソニックグレー・パール」「クリスタルブラック・パール」「フレームレッド」「レーシングブルー・パール」の5種類。「ソニックグレー・パール」のみオプション(税込3万8500円)です。 新設定のシビックタイプR RACING BLACK Packageの販売価格(税込)は599万8300円です。 発売日は2025年1月23日です。 シビックタイプR RACING BLACK Packageについて、ホンダで統合地域本部 日本統括部 統括部長を務める高倉記行氏(「高」は「はしご高」)は以下のようにコメントしています。 「シビックタイプRは、お待ちいただいているお客様への納車を優先し、新規のご注文は長らくストップをさせていただいておりましたが、 ようやく納車待ちが解消できそうで、めどが立ちましたので、新商品を投入することといたしました。 ホンダの走りへの情熱が込められたこのパッケージは、インテリア全体を黒で統一し、各所にスウェード表皮の素材を用いることで、 光の反射ノイズを徹底的に抑制しました。 これにより、ドライバーが運転により集中できるようにし、 スポーツカーとしての魅力を高めております」
くるまのニュース編集部