50代、築53年賃貸ひとり暮らし。引っ越しを重ねてわかった「収納でやめたこと」3つ
築53年の賃貸マンションで、3匹の保護猫と暮らしているフォトスタイリストのヤノミサエさん。すっきりとおしゃれなインテリアがインスタグラムで支持されています。これまで10回以上の引っ越しをしてきたなかで、さまざまな収納方法を試してきたヤノさんに「リビング・寝室の収納でやめたこと」について伺いました。 【写真】高所に収納しているものは、本当に必要?
1:「100円ショップの収納アイテム」をやめた
細々したものの収納に使いがちなのが、100円ショップの収納アイテム。サイズも豊富で値段も手ごろなので、私もよく使っていたのですが、残念ながら100均の商品は販売サイクルが早いことが多く、追加しようと買いに行ったときに同じものが買えないことも…(何度も経験ずみ)。 そこで、収納アイテムを同じ形で複数個買う場合は、できるだけ無印良品でそろえるようにしています。無印良品は定番商品が多いので追加購入がしやすく、ほかの場所で使いまわしをすることになったときも、サイズモジュールがそろっていることから組み合わせて使いやすいのが特徴です。
2:「奥行きのある衣装ケース」をやめた
奥行きのある押し入れやクローゼットは、大容量の収納場所にも関わらず、奥行きが深く使いづらい場所。この奥行きを有効活用しようと衣装ケースを使っていたのですが、あるときから使うのをやめました。引っ越し先のクローゼットに奥行きがなく、衣装ケースがはみ出してしまったのです。 引っ越し先の収納によって収納アイテムを買い換えることほど無駄なことはないので、これをきっかけに、どんな住まいでも使えるようなサイズの収納アイテムを使うようになりました。 たっぷり入る衣装ケースをやめたことで、不要なものを処分して身軽になれたといううれしい結果も! 今後、暮らしを小さくしていきたいと思っている私にとって、「大きな収納アイテムは必要ない」と感じさせてくれた出来事でした。
3:「使いづらい高所収納」をやめた
背が低い私(153cm)にとって、クローゼットの上など、高所の収納はとても使いづらい場所です。あいている場所なので使いたいなとも思うのですが、仮にものを置いたとしても、奥に置いたものを取るにはイスを使わないといけないので、面倒で使わなくなりました。 「たまにしか使わないものを置こう」と思い、置いていたこともありましたが、たまにしか使わない=なくていいものだったりするので、ここでもものの見直しをすることができました。 これまでにいくつもの収納をやめた、見直したことで、結果としてものを減らして身軽になれました。 今はものを処分するにもお金がかかる時代です。不要なものにお金をかけるのはイヤなので、日々見直しを続けていきたいと思います。
ヤノミサエ