マリナーズ菊池の故障防止目的の異例オープナー起用を米メディアも好意的に評価
スポークスマン・レビュー紙は、「マリナーズは、オフシーズンに菊池と契約するために提示した健康維持プランの一部として、左腕(の菊池)をオープナーとして送り出した。約1カ月に1度、マリナーズは、菊池を他の日本人スター投手が陥ってきた故障を避けるために短縮された先発で起用するだろう」とマリナーズのプランを支持。 シアトル・タイムズ紙も菊池のショートスタートについて紹介。「菊池は、彼のイニング数を減らすため、あらかじめ決められていた短縮の先発で確かに彼の仕事を果たした」と評価した。 菊池の次戦は、中4日、5日を空けて通常の先発として起用される予定。ダルビッシュ有、大谷翔平と、日本から移籍してくる投手が、メジャーの中4日登板や、日本と違う公式ボール、硬いマウンドなどの環境に耐えることができずに続けて肘を故障して、トミー・ジョン手術を余儀なくされている。だが、このオープナー起用で肩、肘への負担を軽減させるプランが成功すれば、今後、海をわたる日本人メジャーリーガーの故障防止のための画期的な起用法として、その手法が確立することになるかもしれない。