バイエルンのエーベルSD、デ・リフト移籍を認め口を開く「その時になったら理由を話す」
やはり移籍は近い
マンチェスター・ユナイテッド移籍に傾いているといわれるバイエルン・ミュンヘンDFマタイス・デ・リフト。現在移籍は決まらぬままバイエルンの新シーズンに向けたトレーニングは開始されているが、やはり移籍は既定路線のようだ。 スポーツディレクターのマックス・エーベルは、ドイツ『sky sport』にてデ・リフトの移籍について「その時になったら理由を話す」と口を開いている。 「まだその時ではない。マタイスはここで2年間素晴らしいプレイを見せたし、だからこそ多くのファンが彼を愛するのだ」 「それでも、どう決断するかだ。そしてこの若者(デ・リフト)がどう感じているかを考えなくてはならない。彼はまだFCバイエルンの選手だ。そして彼がそうである限り、彼は私たちから全力でサポートを受けるだろう」 事実上、移籍を認めたような発言となった。ユナイテッド指揮官エリック・テン・ハーグは自身がかつてアヤックスで指導し、好成績を収めたメンバーを再びユナイテッドに集めようとしている。すでにチームにはGKアンドレ・オナナ、DFリサンドロ・マルティネス、FWアントニーなどがおり、デ・リフトと同じバイエルンのDFヌサイル・マズラウィも獲得間近と伝えられている。 同監督からは先月、ユナイテッドがデ・リフトに興味を持っていることを認め「デ・リフトが来るかどうかはまだ待たなければならない」「2年前から彼を獲得したいと思っていた」などの発言が飛び出している。バイエルン側がデ・リフト、マズラウィの移籍に関してオファーを拒否したという報道もあったが、限りなく移籍に近づいていると見てよさそうだ。
構成/ザ・ワールド編集部