被害総額は数十億円以上に及ぶ可能性も 宿泊料金“未払い”で「ブッキングドットコム」を集団提訴、宿泊施設のオーナーら
日テレNEWS NNN
世界最大級の宿泊予約サイト、ブッキングドットコムから宿泊料金が支払われていないとして、施設のオーナーらが20日、損害賠償を求めて集団提訴しました。 20日、集団提訴をしたのは、全国の宿泊施設のオーナーら10人です。オーナーらは、ブッキングドットコム側が事前決済で客から預かった宿泊料金をオーナー側に支払っていないとして、オランダの本社と日本法人に、あわせて3600万円あまりの損害賠償を求めています。 原告のオーナーの1人は「頼りにしているブッキングドットコムから、このような仕打ちを受け、大変残念」と話しました。 弁護士によると、ほかにも相談が相次いでおり、被害総額が数十億円以上に及ぶ可能性もあるということです。 ブッキングドットコム側は「訴状の内容を確認していないが、システムの更新で一部の支払いに遅れが生じ、おわび申しあげます」などとコメントしています。
