須坂市で建設中の大型ショッピングセンター、イオンモール須坂。開業は来年秋の予定ですが、その集客力をビジネスチャンスにしようと、すぐ隣では、一足早くホテルがオープンします。一体、なぜ？ そびえたつ、地上8階建ての真新しい建物。来週23日にオープンするホテルルートイン須坂です。19日、特別にドローンでの撮影が許されました。ドローンをホテルの反対側に向けてみると…。 見えてきました！広大な土地に広がるのが、現在、建設中のイオンモール須坂です。画面下の車と比べても、そのスケールの大きさが分かります。 ここは、須坂長野東インターから車で2分の立地。16万7000平方メートルほどの敷地面積で、駐車場にはおよそ3700台の車を止められるようになります。駐車台数、売り場面積ともにイオンモール松本を超え、県内最大規模の商業施設になります。建物は、地上3階、一部4階建て。須坂市によりますと、およそ2000人の雇用が生まれ、年間800万人の来客が見込まれています。 イオンモール須坂の目の前でクリスマスを前にオープンする「ホテルルートイン須坂」。194室に290人が泊まれます。 ルートインジャパン北陸・甲信越榎本悟 総支配人 「いやもうあの、期待でしかないというか、イオンさんがたくさん集客をできるパワー持っていますので、そこにあやかりたいというのがあります」 須坂温泉のお湯を週4回運び込み、万全の受け入れ態勢。しかし、イオンモール須坂が開業するのは、来年秋で、旅の疲れを癒やすのは、まだ先のような気もしますが…。 ルートインジャパン北陸・甲信越榎本悟 総支配人 「直近ですと当然ながらイオンの建設に関わる工事関係者の方々がもちろんターゲットにはなるかとは思います。ここは高速のインターからのアクセスも抜群にいいですし、北信地域の観光の拠点にも十分、使える地域だとは思っておりますのでそういったビジネス、観光の両面でたくさんのお客さまにご利用いただけるという自信がもっております」 ホテルでは、およそ60人の雇用も生み出したほか、すでに宿泊の予約も入り始めていて、この動きを地域の活性化にもつなげていきたいとしています。