不人気な81歳が「大げさで破壊的なアメリカ」の再来を止めるには|週末に読みたい海外メディア記事5本|2023.12.23 -2024.1.5
「外交政策に大差なし」は単純化され過ぎた見方だと英チャタムハウスのディレクターは指摘 (C)FP Creative Stock / shutterstock.com
本年もどうぞ宜しくお願いします。2024年の注目ポイントを取りあげる論稿が目立つ年明け、やはり主役は11月5日の 米国大統領選 であるようです。共和党指名候補争いは1月15日のアイオワ州党員集会が初戦。国際政治への「トランプの帰還」は、すでに “if” からリアルなテーマに変わりつつありますが、いやその前に当選を阻止せよと英エコノミスト誌は民主党にアドバイスを送り始めました。結論は「ハリス副大統領は身を引け」という、(実に同誌らしい……)辛辣なところに。 フォーサイト編集部が週末に熟読したい記事、皆様もよろしければご一緒に。 新たな年は一体、どのように進みゆくのか。今年も海外メディアの多くが2024年についての予想やそのための材料を提供する記事を掲載している。一例を挙げれば、米「フォーリン・ポリシー(FP)」は同誌サイトで「 2024年に注目すべき5つの問題 」(1月1日付)を掲載。常連寄稿者である5人の識者に次のようなテーマについてコンパクトに論じさせている。
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フォーサイト編集部