プロとわずか2秒差!!モリゾウ大こと豊田章男トヨタ会長が大健闘!「プロのデータを分析しここまでになった」
スーパー耐久 第7戦(最終戦) 予選 16日 富士スピードウェイ(静岡県) ペン=田村尚之 カメラ=多賀まりお トヨタ自動車が開発する水素燃焼エンジンを搭載するルーキー32号車のGRカローラH2は、モリゾウこと豊田章男トヨタ会長がアマチュア枠のAドライバー予選に臨み、2分1秒577をマーク。プロ枠のBドライバーでアタックした佐々木雅弘から2秒3落ちと大健闘した。 モリゾウは「始めのころは(プロから)6~7秒も差があったが、プロのデータを分析し、アドバイスも受けて、ここまでになった」と自己評価。プロ選手と同じ車両で走ることで、ドライビングのレベルが上がったことを強調した。 自ら水素車両に乗り込む理由も併せて説明。「水素は危険というイメージもあったが、私が乗ることでイメージが変わり、未来を感じられるようになったはず」。次世代の燃料として期待される水素の普及とイメージアップのため、“広告塔”を務めているようだ。 決勝は開発車のSTQクラス8番手から、今季を締めくくる4時間の長丁場に挑む。
中日スポーツ