仕立てのいいジャケットをデイリーに。韓国トラッドスタイルに見る3つの好例
堅苦しい、動きにくい。そんなイメージは、いっそ捨ててほしい。今のジャケットはもっと自由。いつもの服に合わせて楽しめて、ナチュラルな上品さを加えてくれる。 【写真7点】「韓国トラッドスタイル」の詳細を写真でチェック いい大人といいジャケットの、いい関係。トラッドの機運高まるおとなりさん、韓国からお届けしよう。
① 絶妙なサイズ感と丈感の韓国式ネオトラッド
Hae Won Jeong(へ・ウォンジョン)さん(27歳) ブルックスブラザーズといえば、押しも押されもしないトラッドの大家。彼らが作るオーセンティックウェア、ダブルの紺ブレでエレガントに装った。
デニムシャツとのレイヤード、太めのチノーズとの合わせも王道ながら今またフレッシュ。絶妙なサイズ感と丈感で遊び、韓国式ネオトラッドを披露!
② スポーツ×トラッドのベストミックス
Jeong Ra Gon(ジョン・ラゴン)さん(31歳) ずばり、スポーツ×トラッド。カレッジスウェットなど、元を辿れば共通項の多い両スタイルをミックスし、モノトーンを軸にスタイリッシュに組み立てた。
グレーのダブルブレストジャケットとスニーカーはグレーで合わせて、黒いアイテムとのバランスを考慮。重厚さと軽快さのバランス配分が、すこぶる上手だ。
③ 隙の無い巧みな青使い
Kwon Pan Jun(クォン・パンジュン)さん(30歳) シングルジャケットとハイネックニットで深い青のグラデーションを作り、色落ちしたブルーデニムでカジュアルに着崩す。で、足元は青と相性のいい茶の革靴でダメ押し。
ジャケットのフィッティングも完璧で、デニムのストレートシルエットとの塩梅も最高。正直、一分の隙も見当たらず。参りました。 ◇ 時に着崩して、時に着飾って。いいジャケットは、毎日のファッションを気持ちよく解放する。我らも負けじと、ジャケットをもっと楽しもうじゃないか!
OCEANS編集部