【大阪グルメ】北新地の隠れた名店『堂島精肉店』の中華料理が最高においしい理由
●大阪の歓楽街・北新地にある『堂島精肉店』。精肉店と思いきや、おいしすぎる本格中華が味わえるそう。早速行って、その味わいを堪能してきた。
大阪でも高級クラブやバーが集中する歓楽街である北新地。少し毛色は異なりますが、東京でいう銀座のような高級飲み屋街が集中するエリアとなっています。 【画像】北新地のど真ん中にある『堂島精肉店』 そんな北新地の通りをたまたま歩いていると、1枚の青い暖簾のお店『堂島精肉店』を発見。一見するとお店かどうかすらも分からない暖簾の先には、驚きのおいしい世界が広がっていました。
北新地のど真ん中にある『堂島精肉店』
とにかく大きな暖簾だけがドンと通りに面していて、正面からだと入り口があるのかどうかもよく分からない外観。ちょっと気になったので「精肉店だからコロッケとかあるかな?」と思って暖簾の先へ行くと、そこは驚きの光景が広がっていました。 精肉店のショーケースの前にカウンターと椅子があって先客がお酒を飲み、ご飯を食べ、カウンターの向こうではお店の人が調理しています。コロッケなら、と思って入ってみたのに、何だかスゴイお店を引き当ててしまったような気がします。
精肉屋さんで本格的すぎる麻婆豆腐
とりあえずお店に入ってみましたが、お店のシステムなども不明。「お店初めてなんですけど」というと、お隣で飲んでいた常連と思わしき紳士から「この店は肉もいいけど中華がオススメ。一番は麻婆豆腐」とアドバイスをいただき、いきなり焼売をごちそうしてもらいました。 この焼売、皮がプリップリで肉はモチモチとジューシー。確かにメチャクチャおいしくて、正直精肉店の店頭で出てくるクオリティではないです。 焼売を食べつつ少し話をしていると、この店の料理担当は一流ホテルで中華のシェフとして腕を振るっていたという前歴の持ち主。
ということで、先ほどの紳士から麻婆豆腐をオススメされたので、そちらも注文しました。するとカウンター向こう、小さなキッチンからは想像できない本格的な中華用のコンロと中華鍋を使って調理がスタート。 一気に店内が中華のスパイスの香りに包まれ、鮮やかな手つきであっという間に本格麻婆豆腐が完成。こちらではコスパ重視のため、器は基本的に使い捨てを使用しているのですが、麻婆豆腐は別格扱いで、グツグツと土鍋に入って登場しました。