ドラゴンズの"余剰戦力"に…?中日、1軍では出番がなさそうな選手(2)まさかのKOで“2軍送り”に
レギュラーシーズンの終盤に差し掛かっている2024年のプロ野球。新規契約可能期間が過ぎ、残りのシーズンに必要な戦力が固まりつつある。その一方で、出場機会に恵まれず、余剰戦力となっている選手も少なくない。ここでは、一軍での出番が少ない中日ドラゴンズの選手を紹介したい。(※今季成績は9月1日時点)
田島慎二
・投打:右投右打 ・身長/体重:181cm/87kg ・生年月日:1989年12月21日 ・経歴:中部大一高 - 東海学園大 ・ドラフト:2011年ドラフト3位 今季の初登板試合で4失点KOを喫し、以降は一軍での登板がない田島慎二。長らくブルペンの屋台骨を担ってきたが、厳しい立場となっている。 2011年ドラフト3位で中日ドラゴンズの一員となった田島。ルーキーイヤーからセットアッパーに定着し、56試合登板、5勝3敗30ホールド、防御率1.15の好成績を収めた。 2017年には守護神として34セーブを記録。入団から6年連続で40試合以上に登坂するなど、救援陣を支えた。 しかし、2018年以降は低迷。2020年にはトミー・ジョン手術を受け、プロ入り後初めて一軍登板がないままシーズンを終えた。 翌2021年に一軍復帰したが、かつてのようなフル回転はできず。昨季は2度の離脱があり、32試合の登板で防御率4.85と寂しい数字が並んだ。 今季は6月27日の阪神戦に登坂したが、1死も奪えず4失点で降板。一軍登板はこの1試合にとどまり、ファームが主戦場となっている。34歳とベテランの域に差し掛かっているだけに、正念場のシーズンとなりそうだ。
ベースボールチャンネル編集部