アーセナル、チェルシーで構想外のスターリングにオファー 同選手は給与減額が必至か
アーセナルはチェルシーに所属するラヒーム・スターリングの獲得に向けてオファーを提出したようだ。イギリス『Sky Sports』電子版が伝えている。 【動画|チェルシー vs ウルブス】プレミアリーグ第2節 ショートハイライト チェルシーは現在、人員整理に迫られており、エンツォ・マレスカ新監督の構想外となっているスターリングも売却候補の1人となっている。マレスカ監督は「残留した場合でも1分たりともプレーさせない」と語っており、今夏の退団を迫られている状況だ。 そのスターリングはマンチェスター・ユナイテッドへの移籍を噂されていたが、移籍市場最終日となった本日にアーセナルが同選手の獲得に向けてオファーを提出したようだ。『Sky Sports』のカヴェ・ソルへコル記者は「チェルシー残留か、アーセナルへの移籍になるのかのどちらかの可能性が高い」と伝えている。 またイギリス『Independent』が、アーセナルはスターリングを獲得するうえで、金銭的な障害を乗り越えなければならないと伝えている。 アーセナルはチームのエースであるブカヨ・サカの控え選手としてスターリングの獲得を望んでいる。しかしアーセナルはバックアップとなる選手に対し、チェルシーが要求する程の金額を支払うつもりはないと伝えており、それが1つ目に乗り越えるべき課題となる。 次に現在スターリングがチェルシーで得ている週給32万5000ポンド(約6020万円)に焦点が当てられている。アーセナルはクラブの給与体系を守るべく、スターリングに週給15万ポンド(約2860万円)以上を提示するつもりはなく、同選手は給与の大幅な減額に同意しなければならないようだ。 アーセナルはスターリングの他にもバイエルンに所属するキングスレイ・コマンに関心を示していると伝えられるが、サウジ・プロフェッショナルリーグのアル・ヒラルへの移籍も噂されている。
SPOTV NEWS