末成映薫が主催の新喜劇公演で加藤雅也と念願のハグに「締まっていました」と満面の笑み
吉本新喜劇の末成映薫が6日、主催する「生存確認ライブ2~いこいのホテル Oh!ラッハ~ン~」を、なんばグランド花月で上演した。 60歳以上の出演者のみで行われ、1部は吉本新喜劇、2部は歌謡ショーで構成。今年はゲストに歌手の前川清、俳優の加藤雅也、大平サブロー、ザ・ぼんちを迎え、ホテルを舞台にした結婚詐欺騒動で笑わせた。末成が熱望していた加藤とのハグシーンも実現し「締まっていました」と満面の笑み。一方で新喜劇の男性陣に「ブヨブヨ。これちょっと明日から言いますよ。こんなんではダメ」と、笑いを誘った。 新喜劇初出演で、結婚詐欺師を演じた加藤は「2回、3回、4回と呼んでいただきたい。ライフワークにするには、もっと新喜劇を見ないとあかん」と貪欲さをアピール。刑事役で登場した前川は、ひょうひょうとした姿の中におもしろさがあり、末成は「出た瞬間にコメディー。不思議な方だと思いました。コメディアンですか?」と質問。前川も「そうです」と即答する一方で「大阪の圧が…」と、新喜劇ならではの笑いの難しさも痛感していた。 末成は2部の舞踊でワイヤアクションでの日本舞踊に挑戦。高さ5メートルの宙づり状態で舞ったものの、体がなかなか正面を向かず「袖を見て踊っていました」と苦笑い。それでも約60年ぶりという連獅子の毛振りに大きな拍手が送られ「90点です」とほほ笑んだ。
報知新聞社