豊通子会社のティー・エー・エス 排ガス浄化装置、再生拡大 27年に年4千個処理へ
豊田通商子会社で、自動車の補修用部品などを販売するティー・エー・エス(TAS、本社名古屋市)は、ディーゼル車の排気ガス浄化装置「DPF」の再生事業を拡大する。トラックなどは長期間運行すると、DPFにすすやカーボンなどが蓄積し、詰まりが発生する。同社の再生手法では蓄積した汚れの90%を除去でき、新品への取り換えに比べてコストも半減できる。バス会社や運送会社へ提案を進め、2027年までに年間処理数を現状の2倍にあたる4千個まで拡大したい考えだ。