剛力彩芽、10キロ増量でライオネス飛鳥役 パブリックイメージに葛藤した20代を重ねる
求められるイメージを理解し受け入れながらも、一方では抗いたい自分もいる。そんな葛藤を繰り返しつつも、結局は「笑ったり元気で楽しいことが好きなんだな」という思いにたどり着いた。そこからは「あまり周囲の目は気にしないようになりました。それでも“人にどう見られているのか”というのは頭の片隅に置いていますけれどね」と語った。
ライオネス飛鳥を演じたことで「自分を信じ続ける強さ、潔さ」を身に沁みて感じたという剛力。作品に入る前にあまり知識がなかったというプロレスについても「とても奥が深いし、表現という意味でも役者と通じるものがあるなと感じました。エンターテインメントという部分で、人を喜ばせたり、熱中させたり……とても近いものなんだと思いました」と多くの刺激を受けたことを明かしていた。(取材・文・撮影:磯部正和)