東京Vが20年ぶりにJ1残留確定! 大卒2年目・綱島悠斗がJ1初弾含む2ゴールで浦和を逆転撃破
[10.19 J1第34節 東京V 2-1 浦和 味スタ] J1リーグは19日に第34節を行った。東京ヴェルディと浦和レッズの対戦は、東京Vが2-1で勝利。年間順位9位でJ1残留を果たした2004シーズン以来20年ぶりとなるJ1残留を果たした。 【写真】伊東純也ら欧州組9選手の秋冬コーデに大反響「黒髪もステキ」「これはずるい」「まじ俳優レベル」 8位・東京Vは前節・湘南ベルマーレ戦で敗れて7試合ぶりの黒星を喫した。一方、13位・浦和は3連敗からの脱却を目指した。前半7分、東京Vは左サイドからMF翁長聖がアーリークロス。ゴール前のMF山田剛綺がダイビングヘッドで合わせるが、惜しくもクロスバーを直撃。10分にはFW木村勇大の折り返しを再び山田が合わせるが、DFマリウス・ホイブラーテンにライン際で阻まれた。 ピンチを切り抜けた浦和は前半27分に先制。中盤でFW松尾佑介がボールを奪うと、拾ったMF渡邊凌磨がPA手前から左足を一閃する。ゴール左隅に突き刺し、均衡を破った。39分にはMF小泉佳穂を下げて、MF大久保智明を投入した。 前半は浦和が1-0でリードしたまま折り返した。東京Vはハーフタイムに山田に代えてFW山見大登を投入した。 後半14分、東京Vが同点ゴール。FKをクイックリスタートで始めると、右サイドからのクロスはクリアされる。PA手前に転がったボールをDF綱島悠斗が右足一閃。ゴール右隅に突き刺し、J1初ゴールで1-1と試合を振り出しに戻した。 さらに後半31分、東京Vが試合をひっくり返す。右CKを山見が蹴ると、ファーサイドで待ち構えていた綱島がヘディングシュート。ゴールに叩き込み、この試合2点目で2-1と逆転させた。 大卒2年目・綱島の2得点の活躍で、東京Vが2-1の勝利。04シーズンの残留から翌05シーズンにJ2に降格し、07シーズンに再び昇格を果たしたものの残留できずに降格。その後は15シーズンをJ2で過ごし、今シーズン16年ぶりにJ1の舞台に上がったなかで、厳しい戦いを経て20年ぶりの残留を決定させた。