できる社長が絶対にしない4つのこと
できる社長に関して、どのようなイメージを持ってますでしょうか。 仕事が早い人、人心掌握能力が高い人、士気を高められる人、道を示せる人など、様々な項目が出てきます。どのようなイメージをと問いかけましたが、故稲盛さん等、実際の経営者を思い浮かべる方もいらっしゃると思います。 【グラフ12枚】「ハイパフォーマー社員」が転職を選んだ理由TOP3、3位人間関係の改善、2位仕事内容の変更、1位は?会社に利益をもたらす社員に聞いた調査結果を全部グラフで見る! これから話しをしていく中で、できる社長を次のように定義して話しを進めていきます。 できる社長は、社会の変化に対応して会社の成果をあげられる人と決めて話を進めていきます。
できる社長は、過去のことばで投げかけない
成果を上げる人に共通することですが、なぜうまくいかないのかではなく、どうしたらうまくいくのかを考えます。 自分自身や部下に対して「なぜ」と語りかけると、できない言い訳や自分なりに頑張ったもしくは上司へのアピールが出てきます。 「なぜ」は過去へ語り掛ける言葉だからです。原因を分析することが重要と過去にばかり目を向けていると前に進まなくなります。過去は変えることはできないのに、「なぜ」と考えている瞬間はあまり意味がありません。 「なぜ」となるのは、情報が足りないからです。情報が足りないのであれば、情報を得るしかありません。普段から必要な情報があがってくる仕組みをつくれている社長は、できる社長です。 情報があがってこないので、会議や現場に行って、「なぜ」と情報収集しにいってしまいます。しかし、会議や現場に行って、「なぜ」と追及すると、無言か言い分けかアピールのどれかが返ってきます。これは社長がそうさせていると考えるべきです。 できる社長は、「なぜ」ではなく「どうする?」と未来に向けた言葉をかけます。部下にどのような行動をするかを求めれば、自分の行動を社長に話すために情報は自分で集めるはずです。行動計画に不足を感じたら、その際に指摘して導くのができる社長です。 できる社長は、過去の言葉で部下に話しかけると自分から動かず、指示待ちになることを知っているのです。 時々、出来ない部下に対して、出来ていないことをいつも指摘しているのですが、出来るようにならないのですと聞くことがあります。このような発言はしていないでしょうか。 できる社長は、いつまでに何をすべきか明確であると言う状況をつくって、「間に合う?」「どこで着地しそう?」など、未来へ向けての声掛けをします。 書店で家庭円満なコミュニケーションを書いた書籍を見かけます。具体的な声掛け例があれば調べてみると参考になります。過去ではなく未来のことばで話しましょうとなっています。 できる社長は、過去のことばでは投げかけないです。