〔欧州株式〕軒並み下落=英0.35%安、独0.38%安(30日)
【ロンドン時事】週明け30日の欧州株式市場は軒並み下落した。英FT100種平均株価指数(FTSE100)は前週末終値比28.77ポイント(0.35%)安の8121.01で引けた。 ドイツ株式主要40銘柄指数(DAX)は0.38%安、フランスCAC40種指数は0.57%安、ストックス欧州600種指数は0.46%安だった。 年末の取引で商いが薄い中、ハイテク株やヘルスケア株を中心に売りが優勢となった。米国株の下落も欧州株の地合い悪化につながった。英国株は鉱業株が下げを主導した。31日は英仏市場が短縮取引、独市場は休場となる。 FTSEの構成銘柄では、産金大手フレスニロが2.30%安、保険会社セント・ジェームズ・プレイスが1.91%安、産銅大手アントファガスタが1.76%安と下げが目立った。一方、ホテル大手ウィットブレッドは1.20%高、投資持ち株会社パーシングスクエア・ホールディングスは1.06%高、資産運用大手シュローダーは1.02%高。 DAXでは、エネルギー大手シーメンス・エナジーが1.73%安、化学品商社ブレンタークが1.40%安、業務用ソフトウエア大手SAPが1.34%安と売られた。半面、コメルツ銀行は1.35%高、電力大手RWEは0.87%高、自動車大手BMWは0.82%高で引けた。