笑顔のクリスマスに 県内、ケーキ作り追い込み
24日はクリスマスイブ。街では色鮮やかなイルミネーションがクリスマスの雰囲気を盛り上げている。県内のホテルや菓子店は23日、ケーキ作りが追い込みを迎え、職人らが丁寧に仕上げている。 山形市の山形グランドホテルは定番の生クリームケーキや、チョコチップの食感がアクセントの新商品スペシャルノエルショコラなど計3種を予約制で販売。従業員10人が手際よく完成させ調理台に並べていた。 同ホテルによると、依然として原材料の値上がりが続いており、一部商品の値上げを余儀なくされた。それでも、今年はケーキの直径を17センチと18センチの商品にして作業の効率化を図り、価格を抑えるよう努めたという。寒河江栄三調理部次長は「クリスマスケーキを囲んでみんな笑顔になってもらいたい」と話す。25日まで900個を作る予定。