普通鋼鋼材2月末国内在庫、微増も在庫率低下
日本鉄鋼連盟が3月29日発表した普通鋼鋼材の需給速報によると、2月末の国内向け在庫量(メーカー・問屋在庫)は533万7千トンとなり、前の月に比べ2万2千トン(0・4%)増加した。増加は2カ月連続だが、同月の国内出荷量が約5%増加したことで、在庫率は182・9%と、1月末に比べ7・9ポイント低下した。 輸出向け在庫量は122万4千トンと約13万トン増加。国内、輸出を合わせた在庫率は145・3%と前の月に比べ5・4ポイント上昇した。 輸出向けを含めた総在庫量を品種別にみると、冷延薄板、亜鉛めっき鋼板などが150%を上回った。