玄関の近くにトイレをつくって後悔。夜間&入浴時に不便、子どもも大人もストレスに
洗面や脱衣所からの動線がイマイチ
洗面と脱衣所(写真左)からトイレ(写真中央)へは、やはりLDKを通らないと行けません。距離は短いですが、このことで不便を感じることがあります。 たとえば、子どもをお風呂に入れようとして、服を脱がせたあとで、「トイレに行きたい!」と言われると、裸でリビングを通ることになります。 つい先日のことですが、お風呂から出てきて、「間に合わない~!」と、身体がぬれたまま走って行きました。当然、リビングの床はびしょびしょに。 じつは間取りを検討しているとき、玄関から脱衣所につながるドアをつくる提案がありました。しかし、洗面に収納を増やしたいと思い、その扉をつぶしてしまったのです。そのことを後悔しています。 玄関、LDK、脱衣所や洗面を回遊動線にしていたら…。もっとスムーズにトイレを使えたはず。リビングの床が、びしょびしょになることもなかったでしょう。
子どもに使いにくいトイレで親にもストレスが
筆者は、8歳、5歳と今年生まれた新生児の男の子3人の育児に日々奮闘中。そんななか、子どもが実際にトイレを使っている様子を見て感じていることがあります。 夜、LDKにいる子どもたちがトイレに行くとき、トイレの周りは、センサーライトが反応する場所に達するまで真っ暗。そのため子どもにとっては、ひとりでは行けない「怖いトイレ」に。このことからも、トイレはこの場所ではなかったと感じています。 トイレの手洗い場の問題も。筆者は掃除がしやすく、見た目もすっきりしているからと、タンクレストイレを選択。そのため手洗い場をトイレ内に設置しました。 しかし、まだ小さい子どもには高さがあり洗いづらく、少し大きくなって洗えるようになっても、狭い手洗い場だと、周囲に水が飛び散ります。 それはもう想定していた以上に、床がびしょぬれに。掃除の手間が増え、親としてはストレスになります。また、小さな手洗い場には、石けんの置き場がなく、しっかり手を洗いたいときは、リビング経由で洗面所に行かないといけません。 トイレと洗面所をもっと近くに設置するか、もう少しトイレを工夫して大きな手洗い場にすればよかったと後悔しています。