センバツ21世紀枠 県推薦校に米子西 夏秋8強評価 /鳥取
鳥取県高野連は7日、来春の第97回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高野連主催)の「21世紀枠」県推薦校に県立米子西高校(米子市)を選んだと発表した。今年夏秋の県大会でベスト8入りするなど安定した力を付けてきており、推薦校選出は6回目となる。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 同校は私立米子女学校を前身とする男女共学の普通科校で、2025年に創立120周年を迎える伝統校。野球部は男子生徒の減少で休部状態だったこともあるが、1984年に復活してからは、甲子園経験はないものの春秋の県大会で優勝し、夏の鳥取大会で3度の準優勝経験がある。今チームは走攻守でバランスがあり、秋の県大会は最少失点で勝ち進み準々決勝で米子東に惜敗した。部員は地元出身で、地域から愛され応援されている。 21世紀枠は12月13日に全国9地区の候補校が発表され、来年1月24日に出場2校が決まる。【阿部浩之】