「もっと頑張ればもっとできる気がする・・・」仕事のメリハリをつけるのが「下手な人」と「うまい人」の決定的差
仕事にメリハリをつけられない――。そんな悩みを抱えている人はどう改善すればよいのか。著書に『多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。』などがある漫画家・イラストレーター・グラフィックデザイナーのJamさんが、自身の経験を基に解説します。 【漫画で読む】仕事にメリハリをつけられない人が陥っている悪循環 ■仕事でメリハリがつけられない人の特徴 ※外部配信先では図や画像を全部閲覧できない場合があります。その際は東洋経済オンライン内でお読みください 「仕事にメリハリをつけよう」とよく聞きますが、仕事にメリハリをつけられず、いつも疲弊している人とは、どんな人なのでしょうか?
例えば、自称完璧主義の人や責任感が強すぎる人は、本人は完璧に仕事をこなしたいと頑張っているのですが、完璧を目指すあまり自分の限界を超えてしまい、仕事が終わらずにたまっていったり、疲労が蓄積してミスが増えたりしてしまいます。 仕事と休憩のオンオフが曖昧になることで、心身ともに疲弊して、結果として成果を上げることができず、周りからの評価が下がっていきます。 また、自己愛が強い人もメリハリをつけにくいことが多いです。自意識過剰になって自分の実力を高く見積もりすぎて、いつまでたっても抱えている仕事に納得できず、時間ばかりが過ぎてしまいます。自分への周りからの評価が気になって、仕事の目標を見失ってしまうこともあります。自分を冷静に評価して行動に区切りをつけるのは、大事なことなのです。
メリハリやオンオフの区別をつけないと、つねにダラダラと行動する、あるいはつねに頑張り続けて疲労してしまい、それで能率が下がれば、「仕事ができない人」というレッテルを貼られてしまいます。 重要な仕事も任せてもらえなくなるし、一度そういった状況に陥ると、再びモチベーションを上げて挽回を目指すのは難しいです。時間もかかります。なにより、心身共にしんどいと思います。 与えられた仕事が終らなくて自宅に持ち帰ったり、不要な残業をしたり、仕事とプライベートの境界が曖昧になっていると感じる人は要注意です。