日本対台湾　優勝を決めトロフィーを手にする台湾曽監督（中央左）（撮影・垰建太）

＜ラグザス　presents　第3回WBSCプレミア12：侍ジャパン0－4台湾＞◇24日◇東京ドーム 　台湾代表が完封勝利で涙のプレミア12初優勝を喜んだ。9回1死一塁、栗原を一直で併殺が成立して試合終了。ベンチから大喜びでナインが飛び出してきた。涙を浮かべる選手やスタッフの姿もあった。前日の日本戦の予告先発を異例の温存策で回避した絶対的エース林■（■は日の下に立）■（■は王ヘンに民）は長い腕から繰り出すダイナミックなフォームと投球で4回1安打無失点。米ダイヤモンドバックス傘下3Aで活躍する左腕の力を見せつけた。 　2番手からはNPB経験者リレーでつないだ。元オリックス、西武の張奕も3回2安打無失点と好リリーフすると、8回は3番手のDeNAやロッテでプレーした陳冠宇が1回無失点に抑えた。9回は林凱威が抑え、胴上げ投手となった。 　曽豪駒監督は「投手の変更に関しては今日、侍ジャパンととても素晴らしい試合をやりたかったのでそういうことになった。とても素晴らしいプレーをしてくれましたし、その後のリリーフも自分のやるべきことをちゃんとやってくれて、皆さんとてもいい継投をして見せてくれたと思います」と完封リレーをつないだ投手陣をたたえた。