青田買い戦略の先駆者レアル・マドリーが再び動く…18歳ヨロ&16歳マスタントゥオノ獲得を決断した模様
レアル・マドリーが今夏、若手2選手を獲得することを決めたようだ。スペイン『マルカ』が報じている。 これまでにFWヴィニシウス・ジュニオール、FWロドリゴ、MFオーレリアン・チュアメニ、MFエドゥアルド・カマヴィンガ、MFアルダ・ギュレル、FWエンドリッキ……と、18~20歳の若手選手を獲得してきたレアル・マドリー。選手の移籍金が膨れ上がる前の青田買い戦略はここまで見事に成功しており、他のビッグクラブも追随しているが、先駆者はさらに2人の若手獲得をできる限り早く実現する考えという。 『マルカ』が報じるその2選手は、リールのフランス人DFレニー・ヨロ(18)と、リーベル・プレートのアルゼンチン人FWフランコ・マスタントゥオノ(16)。 これまで何度も報じられてきたヨロについて、代理人のジョルジュ・メンデス氏はレアル・マドリーに対して、リールとのクラブ間交渉のタイミングが近づいていると知らせた模様。リールとヨロの契約は2025年6月30日までで、リールは今夏放出する場合には高額な移籍金を要求する方針というが(一説には7000万ユーロとも)、すでにヨロ本人が加入を決心していると報じられるマドリーは来夏になればフリーで獲得できるために、より適切な金額で引き入れることを目指すようだ。 その一方でマスタントゥオノは、ほぼ手中に収めている様子のヨロとは異なり、他の欧州のビッグクラブとの争奪戦が開始されたばかりとのこと。リーベルはここ最近にこの左利きの天才MFとの契約を更新し、違約金を4500万ユーロに設定した。が、その契約期間は変わらず2026年1月までとなっている。レアル・マドリーは若干16歳でリーベルのトップチームに定着し、欧州のすべてのビッグクラブが視察に訪れたという同選手を獲得する考えを、すでに固めているようだ。