JGTO会長の諸星裕とLIVゴルフCEOグレッグ・ノーマンが緊急対談!「一緒にゴルフを盛り上げ成長させましょう」
ノーマン 例えば韓国チーム、アイアンヘッズ(チーム名)だけど、このチームをどうやって韓国内に浸透させ成長路線を築いたのか? まずはメーカーや地元の企業とのコネクションを作る。そして我々がアイアンヘッズのバリューを高めるために1500万ドルを投じゴルフの価値を上げる機会を提供する。ゴルフというゲームに関する教育も行う。それがこのスポーツを拡大するためにもっとも有効な方法だと考えたからさ。 諸星 とても面白い試みだね。我々にも必要かもしれない。ではリーグの層という側面はどうなっているんだい? それぞれのツアーにはPGAツアーならコーンフェリーツアー、日本ならABEMAツアーのように下部組織があって、そこで力をつけ選手が育っていく。LIVはどうなっているの? ノーマン LIVにも下部ツアー的なものはすでにあるよ。インターナショナルシリーズがそれさ。 諸星 デベロップメントツアーという意味合い? ノーマン ハーフウェイ・トゥ・メインステージという位置付けだけど、LIVはアジアンツアーと提携していて2300万ドル(約35億円)を投じて賞金総額230万ドル(約3億5000万円)のインターナショナルシリーズを開催している。その大会の優勝者は自動的にミドルリーグに昇格し、優勝者たちがプロモーションシリーズに進出。そこでランク1位になれば自動的にLIVの出場権を獲得できる仕組みになっているんだ。昇格する選手もいれば陥落する選手もいる。一定数が入れ替わり、実力がある者がビッグステージに上がるリサイクルシステムがすでに機能しているんだよ。 記事は後半に続く…。 PHOTO/Takanori Miki TEXT/Mika Kawano ※週刊ゴルフダイジェスト12月3日号「緊急対談! LIVゴルフCEOのG・ノーマン×JGTO会長の諸星裕」より一部抜粋
週刊ゴルフダイジェスト