統一ライオンズ、台湾シリーズ進出決定 楽天モンキーズ下す 日本人監督対決実現ならず
(台南中央社)台湾プロ野球・統一ライオンズは14日、南部・台南市立野球場で、古久保健二監督率いる楽天モンキーズとのプレーオフ第3戦に8-5で勝利し、3年ぶりの台湾シリーズ進出を決めた。台湾シリーズでは平野恵一監督が指揮する中信ブラザーズと台湾一を懸けて戦う。大舞台での日本人監督対決は実現に至らなかった。 3勝先取制のプレーオフ。統一は第1戦では2-1で勝利したものの、第2戦は1-17で惨敗していた。14日の試合では打線が好調で六回終了時点で8-0と大量リード。七回に楽天に5点を返されたもののその後は逃げ切った。前期優勝で1勝のアドバンテージが与えられていた統一が先に3勝を手にしたことになり、プレーオフを制した。 台湾シリーズは4勝先取制で、19日に台北市の台北ドームで始まる。直近では統一は2020年に、中信は21年と22年に優勝を果たしている。 (謝静雯/編集:田中宏樹)