駐日米大使にグラス氏指名か 実業家出身、報道
【ワシントン共同】トランプ次期米大統領が駐日大使に実業家出身のジョージ・グラス氏を指名する可能性があると、CBSテレビが14日報じた。グラス氏は投資銀行や不動産業の経験があり、第1次政権でポルトガル大使を務めた。トランプ氏の返り咲きに貢献した資金調達者の一人。 西部オレゴン州出身でオレゴン大卒。1990年に投資銀行を設立し、2015年にはマンションや賃貸住宅を扱う不動産業界にも進出している。指名された場合、上院の承認を経て決定する。 またトランプ氏は、リチャード・グレネル元国家情報長官代行を大統領特使(特別任務担当)に充てると発表した。北朝鮮やベネズエラなど「世界の最もホットな現場で働いてもらう」と表明した。グレネル氏は第1次政権で駐ドイツ大使やセルビアとコソボの和平交渉に関する大統領特使を務めた。 情報機関の活動に関し大統領に助言する諮問委員会の議長には、自身の交流サイト(SNS)トゥルース・ソーシャル運営企業のデビン・ヌネス最高経営責任者(CEO)を任命すると発表した。