「キョウゴは輝いていた。見事だ」早くもキレキレ!ハット達成の古橋亨梧にセルティック指揮官が賛辞! 英メディアも感嘆「2試合で4得点。文句なし」
「とてもハードワークしている」
ロケットスタートは、新シーズンへの意気込みの表れだろうか。 セルティックの古橋亨梧がプレシーズンマッチで上々のすべり出しを見せている。先週のシーズン初戦でネットを揺らしたのに続き、7月10日に行われたQPR戦ではハットトリックを達成。6-4の勝利に貢献した。 【動画】キレキレの古橋がハットトリック! 『The Scottish Sun』によると、ブレンダン・ロジャーズ監督は「トップの状態のようだ」と、古橋に賛辞を寄せている。 「とても輝いていたと言わなければいけない。良い休暇をとって戻ってきた。とてもハードワークしている。シャープさや輝きを見ることができた。本当にナイスだ。プレシーズンでしかないが、試合前に若手に言ったように、こういうのは若手だろうがベテランだろうが良いスタートを切るための大きなチャンスだ。キョウゴは2試合で4得点。素晴らしい」 さらに、指揮官は「選手たちに言っていることをキョウゴがやってくれている。プレシーズンのフレンドリーマッチなんてないんだ。決してそういうものじゃない。プレシーズンのテストなんだ」と、高い意識で臨まなければならないという点で、模範的だと称賛した。 「セルティックの選手であれば、決してフレンドリーではない。相手チームは常にレベルを上げてくるからね。だから、テストととらえるんだ。キョウゴがプレスを仕掛け、走り、動くのを見ただろう。すべてが本当に良かった。だから、彼はとても見事なスタートを切ったということだ」 ロジャーズ体制1年目の昨季、アンジェ・ポステコグルー前監督とのスタイルの違いもあり、古橋がそれまでの2シーズンほどゴールを量産できなかったのは周知のとおりだ。それだけに、英メディアは『Football Scotland』は「2試合で4得点。文句を言うことはできない」と、古橋をたたえている。 「人生がかかっているみたいに、すべてのボールにチェイスダウン。ハットトリックのヒーローは、若干物足りなかったシーズンを経て、今季は証明すべき点があると感じているのかもしれない」 監督交代の影響から去就が騒がれるようにもなった。移籍市場では決して何があるか分からない。ただ、古橋が新シーズンも得点量産を目指し、順調なスタートを切ったことは確かなようだ。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部