【CREA夜ふかしマンガ大賞2024】《6位~10位》あの話題作も入賞。“普通”が苦手なふたりの友情に涙!
発表!CREA夜ふかしマンガ大賞2024
夜な夜なマンガに夢中になる大人が急増する中、2022年に誕生した「CREA夜ふかしマンガ大賞」。 【画像】ランキングをすべて見る 眠りにつく前の自分だけのひとときに、ページをめくりながら癒され、息を呑み、泣いて笑って──。 日常のあれこれを忘れさせ、新しい世界に連れ出してくれる、今年もそんな名作が揃いました! CREA夜ふかしマンガ大賞とは… マンガ好きの31名の選考委員とCREA編集部員、そして読者の投票により選ばれた「思わず夜ふかしして読みたくなる」そして、「いま、CREA読者に本当におすすめしたい」作品に贈る賞。2023年7月~24年6月に単行本の新刊が発売された(ただし、合計5巻以内)、もしくは、雑誌などに最新話が発表された作品から選出。
◆6位『君と宇宙を歩くために』泥ノ田犬彦
多くの人にとって“普通”のことが苦手な宇野。それでも世界を恐れず、やりたいことに向かっていく彼に影響され、倦んでいたヤンキー高校生の小林も成長していきます。 ふたりで入部した天文部での活動風景も微笑ましく、自分の力で明日を変える勇気がわいてきます。 「だれもが彼らのように自分のトリセツを共有しあえたら!」(ライター 井口啓子さん) 「『かっこ悪い』と思われたくないことが無価値だと高校生で気付けた小林くんが羨ましい」(お笑い芸人 近藤くみこさん(ニッチェ)) ライター 井口啓子(いぐち・けいこ)さん お笑い芸人 近藤くみこ(こんどう・くみこ)さん(ニッチェ)
◆7位『恋とか夢とかてんてんてん』世良田波波
夢を抱いて上京したけれど何もつかめないまま10年が過ぎ、気づけば29歳のフリーターに。 そんなカイちゃんが片想いの相手を追って大阪へ! 空回りがちな彼女のやるせなさ、せつなさを感じながら……豪雨の中を爆走するような必死さと一抹の快感が、淀みを洗い流してくれる気がするのです。 「この作品が持っている浮力は一体なんなんでしょうか」(ミュージシャン 澤部渡さん) 「カイちゃんの痛々しさ、寂しさをおしゃれでポップな絵柄が引き立てている」(マンガ家 つづ井さん) ミュージシャン 澤部渡(さわべ・わたる)さん マンガ家 つづ井(つづい)さん