【CREA夜ふかしマンガ大賞2024】《6位~10位》あの話題作も入賞。“普通”が苦手なふたりの友情に涙!
◆8位『夏の終点』西尾拓也
気付いたらその人を目で追っている──中学生の恋心を静謐な筆致で描く佳品。 ふたりきりになった緊張感、心が通じあった瞬間などの感情がみごとに描出され、ときめきという滋味が体にしみこんでいくよう。 相手に自分を押し付けることのない控えめな愛に心が瑞々しく潤います。 「静かで揺るぎない10年越しの恋に満たされます」(編集者・ライター・作家 粟生こずえさん) 編集者・ライター・作家 粟生こずえ(あおう・こずえ)さん
◆9位『かわいすぎる人よ!』綿野マイコ
母親を亡くした地味な少女・メイが一緒に暮らす叔父は、だれもが羨む美貌の持ち主。 きれいは素敵。だけど、人を輝かせるのはやっぱり優しさで──それを素直に表現できるふたりのかわいさに目尻が下がりっぱなし。 こんなふうにかわいくあれたらと思ってしまう作品です。 「嫌な事をも忘れるぐらい愛おしい主人公たちに癒される」(三省堂書店海老名店コミック担当 近西良昌さん) 三省堂書店海老名店コミック担当 近西良昌(ちかにし・よしまさ)さん
◆10位『ふつうの軽音部』原作 クワハリ 漫画 出内テツオ
高校入学を機にギターを購入、憧れの軽音部に入った鳩野ちひろ。実は天才だったわけでもないし、最初から運命的なメンバーと出会うわけでもありません。 違和感に悩み、小さな挫折を重ねながら≪だからバンドやりたかったんだ≫という気持ちに達する姿に、人間の根源的な喜びを感じます。 「ふつうの努力、ふつうの人間関係。そこから浮かび上がる人生のドラマティックさが感動を生む」(テレビプロデューサー 佐久間宣行さん) テレビプロデューサー 佐久間宣行(さくま・のぶゆき)さん 電子書店各社で受賞作品の試し読み増量・クーポン配布中! ebookjapan BookLive honto コミックシーモア ※クーポン配布キャンペーンはコミックシーモアのみ。 ※試し読み増量・クーポン配布には有効期限がある場合があります。詳細は各社サイトをご確認ください。
粟生こずえ