【つくる/はこぶ/ためる/つかう】トヨタ 経済産業省の「GXサプライチェーン構築支援事業」認定取得
GXサプライチェーン構築支援事業
トヨタの燃料電池および、水素供給に向けた水電解装置の新たな生産計画が経済産業省の「GXサプライチェーン構築支援事業」にそれぞれ認定された。 【写真】トヨタの水素自動車「ミライ」をみる (80枚) 「GXサプライチェーン構築支援事業」は、経済産業省が「脱炭素成長型経済構造への円滑な移行の推進に関する法律案(GX推進法)」に基づき、定めており、これは日本の中小企業を含むサプライチェーンや技術基盤の強みを活用し、燃料電池および水電解装置を含むGX分野の国内製造サプライチェーンを世界に先駆け構築していくことを目的としている。 トヨタは水素社会の実現と燃料電池の普及に向けて、各地域の行政、乗用・商用メーカーや、その車両を使っていただく方々と連携し、燃料電池市場の創出に向けて取り組んでいくという。 こうした中、水素で、2030年に商用トラック市場における確固たる地位を築くべく、特に需要が見込まれる欧米の燃料電池市場に向けて7.5万基の供給を目指していると発表している。 水電解装置では2030年頃に累計3ギガワットの事業規模を目指し、急激に拡大する国内外の水素製造市場に対応する見込みだ。 トヨタはカーボンニュートラルの実現に向けて、水素を「つくる/はこぶ/ためる/つかう」の各分野において、水素利活用の促進を目指し、取り組みを加速していくと締めくくっている。
AUTOCAR JAPAN(執筆)