陰線が連続発生、値動き冴えない日経平均の次の展開は?
画像を拡大日経平均株価の日足チャート
11月以降、先週(11月11日~15日)にかけてアメリカのFOMC(連邦公開市場委員会)、大統領選と大きなイベントを通過したが、日経平均株価は冴えない値動きが続いている。 それを象徴するのが、チャート上で始値よりも終値が低い陰線の多さと連続発生である。11月1日~15日までは10営業日あったが、そのうち7営業日で陰線を形成した。こうした陰線の連続は10月にも発生した。 10月8日~23日にかけて11営業日連続で陰線が発生。当時、日経平均株価が3万8000円を割り込む局面があったとことを考慮すると、11月の陰線の発生がさらに続けば、株価水準がさらに切り下がることが想定され、下降トレンドの発生に注意が必要になりそうだ。 このように先週末の値動きは、下降トレンドが発生するか否かの重要な局面に差し掛かっている。では今週(11月18日~22日)の値動きについて、トレンドとモメンタムを使って分析したいと思う。
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福永 博之