車両からヘッドマーク外され投棄 銚子電鉄「とても残念」
千葉県銚子市のローカル鉄道「銚子電鉄」は、車両からヘッドマークが取り外されて投棄される被害があったと、交流サイト(SNS)で29日までに明らかにした。届け出を受けた銚子署が経緯を調べている。同社は「引退する車両の花道を飾るためのものだった。とても残念」とし、迷惑行為をしないよう呼びかけている。 同社によると、26日夜の運行終了後、本社を兼ねる仲ノ町駅に止めてあった車両「2001F」からヘッドマーク1点がなくなっているのを、翌27日朝に出勤した社員が確認。乗員以外の社員らで捜し、同日夕、銚子市内で目立った破損のない状態で見つかった。何らかの工具を使って外されたとみられる。