[MOM4861]西目DF吉田碧(3年)_ソユスタで3点目!高さと気持ちで決勝点をもたらし、予選無失点を継続
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ] [10.19 選手権秋田県予選準決勝 西目高 1-0 大曲工高 ソユスタ] 【写真】横浜FC応援の15歳女優が初水着グラビア→いきなりヤンマガ1位 J2秋田のホームスタジアム、ソユースタジアムのゴールは3得点目。西目高の“ソユスタ男”CB吉田碧(3年=FC Estrella出身)が決勝ゴールを決めた。 0-0の前半12分、左SB佐藤快斗(3年)の左FKに反応。「相手はゾーンで守ってるけど、高さはそんなでもない、その上から叩けるっていうのはあらかじめ喋っていた。高さはウチ、今年はあるので 」と安田洋平監督はいう。ファーの吉田はDF2人の頭上から豪快なヘッドで先制点を叩き出した。 登録179cm。今大会は強みの高さを活かせていなかったというが、「準決勝でこう大きい舞台で決めれたのは、すごい嬉しいです」。ソユースタジアムは県大会準決勝や決勝の試合会場。相手ゴール前でのヘディングの強さ、また昨年度の選手権予選、今年のインターハイ予選と重要な試合でゴールを決められている要因について、吉田は気持ちの部分を挙げる。 「気持ちです。(チームとしての決まり事もあるが、)自分はその意識はありつつも、本当1人で決める、相手がどんな形でも自分が絶対決めるっていうイメージでやっています。チームに貢献する、って考えた時に、ゴールが1番貢献できる形だと思ってるので。バックなんであまり点数に関わる機会が少ないから、与えられるチャンスでいかに決めるかっていうのを意識しています」 1年時から先輩たちの試合に出場。「先輩たちを勝たせたいとか、自分も活躍したいとか、そういう気持ちもあって」少しずつ結果が残せるようになった。その吉田は守備面での貢献度も高かった。 背後への対応、カバーリングを得意とし、この日は前へ出て潰し切る力も発揮していた。味方のミスやピンチを自分がカバーすることを意識。「相方の堀田昊生がいつも助けられてますし、GK成田晃也にもいつも助けられてて、自分にミスあっても、後ろで止めてくれるっていう安心感はある」。仲間たちのサポートを受けながら、迷わずに守備をすることができている。 今大会は全3試合無失点。秋田商高との決勝でも無失点を継続し、ソユースタジアムでさらにゴールを重ねることができるか。「まず自分のチームの強みを活かして、自分の強みを活かして、スコアよりまず勝ち切る。どんな形であるあろうと勝ち切ることを大事にしていきたいです」。勝って2012年度以来となる選手権切符を勝ち取る。
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