(左上から時計回りに)バックス、ホークス、サンダー、ロケッツの４チームが準決勝に駒を進めた。(C)Getty Images

　現地時間12月10日と11日、「NBAカップ2024」の準々決勝４試合が行なわれ、大会ベスト４が出揃った。 【動画】バックスとサンダーが４強進出！準々決勝ハイライト 　４強に進出したのは、イースタン・カンファレンスがミルウォーキー・バックスとアトランタ・ホークス、ウエスタン・カンファレンスはオクラホマシティ・サンダーとヒューストン・ロケッツ。４チームは14日（日本時間15日）にラスベガスで開催される準決勝を戦い、各カンファレンスを制した２チームが17日（同18日）の決勝で相まみえる。 　準々決勝の結果は以下の通りだ。 ＜NBAカップ2024準々決勝＞ ※対戦カードの右側がホーム、カッコ内数字はトーナメントのシード順。 ■イースタン・カンファレンス （4）オーランド・マジック●109－114○ミルウォーキー・バックス（1） （3）アトランタ・ホークス○108－100●ニューヨーク・ニックス（2） ■ウエスタン・カンファレンス （4）ダラス・マーベリックス●104－118○オクラホマシティ・サンダー（1） （3）ゴールデンステイト・ウォリアーズ●90－91○ヒューストン・ロケッツ（2） 　 　バックスはパオロ・バンケロとフランツ・ヴァグナーの２大エースを欠くマジックに対し、終盤まで接戦に持ち込まれたものの、３点ビハインドの残り１分からデイミアン・リラードの３ポイントとダンクで勝ち越し。辛くも勝利し、２年連続で４強入りを果たした。 　準々決勝で唯一アウェーで勝利したホークスは、７点ビハインドで迎えた第３クォーターに34－18と圧倒し逆転勝ち。22得点、11アシストのトレイ・ヤングを筆頭に、４人がダブルダブルの活躍でニックスを下した。準決勝では今月４日に勝利したばかりのバックスから再び金星を狙う。 　レギュラーシーズンの成績では中位（バックスは６位、ホークスは７位）に位置する２チームが勝ち上がったイーストに対して、ウエストは上位勢が強さを見せる順当な結果に。カンファレンス首位を走るサンダーは、堅守を発揮してマーベリックスを寄せ付けず、最大20点差をつけて快勝。 　ウエスト２位のロケッツはウォリアーズとのクロスゲームを制して、ラスベガス行きの最後の切符を掴み取った。残り１分20秒時点で６点のリードを許していたが、最後は７－０のランで締めくくり、今季の好調が本物であることを証明した。 　第１回大会王者のロサンゼルス・レイカーズに続いてNBAカップを掲げるのはどのチームか。ラスベガスでの好勝負を期待したい。 構成●ダンクシュート編集部