リビング隣、小上がりの和室が使いやすい。片づけがラク、カフェ気分で仕事も
リビングに小上がりの和室をつなげると、大容量の収納ができ、LDKがすっきりします。さらに掘りごたつ式のカウンターをつくれば、カフェで仕事をしているような気分でテレワークも。そんな使い勝手のいい間取りを紹介します。引き戸をつけているので、客間としても使えます。
カウンターつきの小上がりの和室がある間取りに
筆者は妻と子ども2人(11歳と7歳)の4人家族。家づくりの際に、28社のハウスメーカーを見学。3年前に地元工務店で、2階建ての注文住宅を建てました。 リビングに接するスペースに和室(畳コーナー)をつくるか、またつくった場合も、フラットにするか小上がりにするか、悩みに悩みました。そして最終的に、カウンターつきの小上がりの和室をつくりました。実際に暮らしてみて、とても満足しています。その理由を紹介します。
小上がりの下に大容量の収納ができてリビングがすっきり
小上がりの和室はLDKの床から40㎝高くしました。この高さにしたことで、小上がりの下に収納をつくることができました。 ダイニングに面した小上がりの下には、高さ27×幅90×奥行き83 cmの引き出し収納が2つあります。ここには子どものオモチャを収納しています。おかげでリビングにオモチャが出しっぱなしになることはありません。 また、リビング側には、小上がりと同じ高さのベンチをつくりました。これは、リビングで映画を楽しむときの客席用。大勢の来客があったときも、イス代わりになり便利です。 じつはこのベンチの下も収納。こちらにもたっぷり収納できます。おかげでオモチャだけでなく、リビングに散らかりがちな小物もしまえています。
掘りごたつ式のワークスペースでカフェ気分
小上がりの和室には、庭に面した大きめの窓があります。この壁に沿って、掘りごたつ式のカウンターをつくりました。カウンターは、高さ73×幅240×奥行き73cmです。 筆者はテレワークをしているときは、このカウンターで仕事をします。コーヒーを飲みながら、プチカフェ気分を味わえて快適です。両サイドにコンセントも準備してあるので、パソコンとモニターを使用しても、電源に困ることもありません。 また、筆者が仕事で使っていないときは、子どもがお絵描きをしたり、勉強したりする場所としても役立っています。 さらに上部につり戸棚もつくりました。サイズは高さ45×幅240×奥行き37cmです。 仕事の資料のほかに、家電関係の説明書、書籍、住宅関係の書類などを、しまっておける場所として活躍しています。