新潟が決勝へ(C)Getty Images

2024JリーグYBCルヴァンカップは13日にプライムラウンド準決勝のセカンドレグが行われ、川崎フロンターレとアルビレックス新潟が対戦した。 決勝戦はいつ開催？ルヴァンカップ 試合日程・結果・テレビ放送予定 9日に行われたファーストレグでは4-1と新潟が快勝。ホームチームが初の決勝進出に大きく近づく勝利を挙げていた。そして13日、今度は川崎Fのホームでセカンドレグが開催。逆転での決勝進出を目指す川崎Fでは、前線に山田新やエリソン、マルシーニョらが先発入り。一方大きなアドバンテージを持つ新潟は、今大会の得点ランクトップ（6ゴール）を走る長倉幹樹らがスタメンに名を連ねた。 試合開始早々、新潟は細かいパスを繋いでダニーロ・ゴメスが際どいシュートを放つと、CKで長倉幹樹がフリーで合わせるなど、新潟がいきなりビッグチャンスを作る。その後は中盤での激しい攻防が続き、互いにボックスまで迫ってチャンスを作るなど、序盤から激しい展開となる。 すると31分、新潟が先制に成功。右サイドでのスローインから、長谷川元希がボックス内にパスを送り、飛び込んだ小見洋太が冷静に流し込んだ。アウェイチームがリードを広げる大きなゴールを奪っている。先制した新潟はその後、やや低い位置でブロックを構えて試合のコントロールを試みる。43分にはボックス内でエリソンの強烈なシュートを許したが、ゴールは割らせず。前半をリードして折り返す。 苦しい状況に追い込まれた川崎Fは、後半頭から三浦颯太に代えて橘田健人を投入。状況の打開を図るが、53分にはセットプレーから稲村隼翔の強烈なボレーを許す。ここはGKチョン・ソンリョンがファインセーブで防ぐが、チャンスを許す時間が続いた。57分にはエリソンと山田新を下げ、瀬川祐輔と小林悠を投入。勝負に出る。しかしその後も長倉幹樹や小見洋太の決定機を許すなど、カウンターに苦しむ難しい戦いが続いた。67分に遠野大弥と宮城天を送り込み、最後の交代カードを切って劣勢を打開しに行く。その直後に遠野大弥、78分には小林悠にビッグチャンスが訪れたものの、決めきることはできなかった。 そして89分、新潟が試合を決定づける追加点を奪った。右サイドから小野裕二がクロスを送り、秋山裕紀がトラップからラストパス。最後は太田修介が押し込んだ。 試合はこのまま終了。新潟は2-0で川崎Fを下し、2戦合計6-1でクラブ史上初のルヴァンカップ決勝進出を決めている。