両者のパンチが交錯（©FIGHT CLUB）

　初代RISE OFGM -65kg級王者のYA-MAN（TARGET SHIBUYA）がプロデュースするオープンフィンガーグローブマッチ（OFGM）に特化した格闘技イベント「FIGHT CLUB.2」が10月5日、都内某所で行われた。 　メインイベントでは木村“ケルベロス”颯太（心将塾）とYURA（ダイアタイガージム）が対戦し、3RでYURAがKO勝ちを収めた。 　YURAは試合後のマイクで「RISEで65kgでチャンピオンになりたい」とアピール。RISEのスーパーライト級（－65kg）は通常のグローブを着用しての王者はイ・ソンヒョン（RAON）、OFGMはYA-MANが王座に君臨しているのだが、解説席に座ったYA-MANは「やってもいい」とYURA戦に前向きな姿勢を見せた。

顔面を朱に染めた木村がパンチ（©FIGHT CLUB）

　1R、ともにオーソドックスの構え。木村が圧をかける。互いの左ジャブが交錯。そして互いに右ロー。YURAが右ストレート、左ミドル。木村も圧をかけてロー。YURAが左ジャブ。木村が圧をかけるところにYURAがカウンターでワンツー。木村は前蹴り。YURAは右ストレート。木村がじりじり詰めるとYURAが右ストレート。しかし木村はパンチを連打でダウンを奪う。立ち上がったYURAになおも圧をかける木村。YURAも右ストレートで迎撃。 　2R、圧をかける木村。YURAが右ストレート。YURAの左ジャブがヒット。木村はカウンターで右ストレート。YURAの左ジャブが面白いように当たる。YURAはそこからの右ストレートもヒット。木村は前蹴り、右ローからワンツーの右ストレート。なおも前蹴りの木村。しかしYURAはそこに右ストレートを合わせダウンを奪う。立ち上がった木村。打ち合いになり、YURAが2つ目のダウンを奪う。ゴングに救われる木村。YURAの左ジャブで鼻血の木村。

最後はこの右でフィニッシュ（©FIGHT CLUB）

　3R、圧をかける木村だがYURAは右ストレートを打ち抜く。なおも手を出す木村に左フック、右ストレートと追撃。これで木村がダウンし、YURAのKO勝ちとなった。 　試合後のマイクでYURAは「プロでやりながらBreakingDownとか出させてもらっていて。BreakingDownに出ていて“プロでやっていけるのか？”とか結構言われているんですが、このままRISEで65kgでチャンピオンになりたいと思っているのでこれからも応援よろしくお願いします」とアピール。