伊藤忠エネクス・ウィーカーズ、外国人整備士採用で人材紹介会社と提携
伊藤忠エネクスと、旧ビッグモーターから中古車事業を引き継いだウィーカーズ(田中慎二郎社長、東京都千代田区)は26日、人材紹介会社のフォースバレー・コンシェルジュ(柴﨑洋平社長、東京都千代田区)と外国人自動車整備士の採用に関して提携したと発表した。併せて、伊藤忠エネクスはフォースバレー社に出資した。出資比率は数%とみられる。 フォースバレーが、インドやネパールの国立大学などと提携し、自動車整備に関する専門的なカリキュラムで人材教育を行う。修了者は来日後に伊藤忠エネクスとウィーカーズの整備工場で勤務することが前提。同社は整備士候補として紹介を受け、優先的に採用するという。 ウィーカーズは従業員採用を10月から再開した。特に、整備士の採用に力を入れている。11月上旬時点で770人だった整備士を、今後890人に増やしたい考え。ただ、整備士不足は深刻なため、外国人に絞った採用ルートも開拓することにした。