名古屋・熱田区の公民館でゴスペルソングを歌う活動をしていた男性を包丁で殺害しようとしたなどの罪 初公判で男は起訴内容認める 名古屋地裁
去年10月、名古屋市熱田区の公民館で、男性を包丁で刺し、殺害しようとしたなどの罪に問われている男の初公判が開かれ、男は起訴内容を認めました。 起訴状などによりますと、熱田区に住む、無職の前田道夫被告(69)は、去年10月、熱田区内の公民館で、ゴスペルソングを歌う活動をしていた当時54歳の男性を、包丁で数回突き刺し、殺害しようとしたほか、止めようとした男性の妻を突き刺し、けがをさせたなどの罪に問われています。 19日、名古屋地裁で開かれた初公判で、前田被告は起訴内容を認めました。 続く冒頭陳述で、検察側は「公民館から聞こえてくる音に抗議したが、状況は変わらず殺意をもった」などと指摘しました。 一方の弁護側は「衝動的に殺意を持ったが、被告にそこからの記憶がなく気づいたら取り押さえられていた」などと述べ、執行猶予付きの判決が妥当だと主張しました。
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