生活保護費750万円を過払い 上伊那地域8世帯に 職員が確認作業を怠ったことが原因【長野】
県は生活保護費について、上伊那地域の8世帯に対し、750万円多く支払っていたことを明らかにしました。 県地域福祉課によりますと、2021年度と2022年度の生活保護費について上伊那福祉事務所管内の8世帯に対し、合わせておよそ750万円を多く支払っていたということです。 業務にあたっていた職員1人が、支給額の算出に必要な世帯収入金額の確認作業を怠ったことが原因です。 去年4月、職員が異動の際、後任との引き継ぎの中で発覚しました。 県は、8世帯に対し経緯の説明をした上で返還を求めるとともに生活保護業務に関する研修の実施など、再発防止に努めるということです。